(第20回)ママの心配事⑪~夜驚(やきょう)症~

(第20回)杉浦様(一般)

 

“今日のすくすく赤ちゃん” の紹介は、コラムの最後に登場です

 

 

 

前回のコラムでは、ママの心配事として、イヤイヤ期、そして魔の2歳児について考えてきました。

 

 

赤ちゃんの成長と共に、自主性、自己主張が出てきた事の証であるイヤイヤ期。

そうとわかっていてもママにとってはイライラ期。

 

 

そんな赤ちゃんのイヤイヤ期、そして魔の2歳児を迎えるにあたり、これまで全くなかった、あるいは治まっていた夜泣きが始まることがあります。

 

 

夜、眠っていると始まる夜泣き。しかし、それは、本当に“夜泣き”でしょうか?

 

 

実は、このくらいの年齢からの夜泣きは“夜泣き”ではなく、“夜驚(やきょう)症”の場合があります。

 

 

そこで、今回は夜泣きと間違いやすい“夜驚症”について、考えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

夜驚症とは?

 

 

睡眠中に突然、泣き叫んだり、悲鳴をあげたり、暴れたりする症状をいいます。

それに伴い、呼吸が速くなり、心拍数が増える場合もあります。

2~6歳頃のお子さんに現れ、年齢が上がるに従い症状は自然に治まっていきます。

 

 

 

 

 

夜泣きと夜驚症の違いとは?

 

 

夜泣きの場合は部屋の電気を点けたり、ママが声をかける、抱き上げる等すればお子さんの目が覚め、泣き方も穏やかになりますが、夜驚症の場合は症状が出ている間は何をしても反応はなく、ひたすら泣き叫んだり、暴れたりします。

 

 

その症状は一定時間(~10分程度)で治まり、その後は何もなかったかのように再び眠ります。

朝になると本人は何も覚えていないことも夜驚症の特徴です。

 

 

 

 

 

どうして夜泣きと夜驚症は違うのでしょうか?

 

 

夜泣きと夜驚症は何が違うのでしょうか。

 

 

睡眠リズムでみると、夜泣きは眠りの浅いレム睡眠時に起こるため、ママの声や電球の灯り等に反応します。

 

一方、夜驚症は眠りの深いノンレム睡眠時に起こります。深い眠りから突然、覚醒するため脳の一部以外はまだ眠っている状態なので、ママが声をかけても反応はありません。

 

また、夜驚症は眠りに就いてから2~3時間(深い眠りが出現する時間)に起こることがほとんどです。

 

 

 

 

 

夜驚症はどうして起こるのでしょうか?

 

 

一般的には成長過程において、子どもの脳の睡眠リズムをコントロールする機能が未熟なために起こるといわれていますが、確かな原因はわかっていません。

 

 

この睡眠リズムを乱れさせる原因としては、昼間に受けた恐怖、興奮、ストレス等と考えられています。

 

例えば、

・怖い映像、本等を見た

・怖い体験(事故に遭う、停電等)をした

・大きな声で怒鳴られた、叱られた

・(初めてお泊りをした等)緊張した

・(引っ越し等)生活環境が変わった

・(友達との遊びやお出かけ等で)興奮した 等々…

 

 

大人ならどうでもないことでも、子どもには大きな刺激になっている場合があります。

 

 

 

 

 

東洋医学では夜驚症の原因をどう考えているのでしょうか?

 

 

普段からイライラしたり、ギャン泣きしたりしている場合には肝と脾のバランスが崩れていることが原因と考えられます。

 

 

肝は脾を抑制することでバランスを保ちますが、脾が損傷する(力が弱くなる)ことにより、肝の力(肝気)が強くなり過ぎてしまい、バランスが崩れます。

 

 

肝には精神状態を安定させる働きがあり、肝気が上がると、イライラし、怒りやすくなります。

 

 

また、逆に肝の力が弱くなり過ぎると肝に貯蔵されている血(けつ)の消耗が進み、全身へ供給するための血が不足した状態になることで、イライラや不安感が起こりやすくなります。

 

 

他にも、五臓の“心(しん)”が不安定になっていることが原因の場合もあります。

この場合の心は心臓ではなく、“こころ”の心と捉えます。

心が不安定になり、不安感が増している状態です。

 

 

このように、東洋医学では肝、脾、心といった五臓のバランスが崩れることが原因だと考えられています。

 

 

ここで、ポイント

東洋医学では、同じイライラや不安感の症状でも五臓のバランスをみて、抑えるべきもの、強くするべきものを見極め、総合的な五臓のバランスを整えていきます。

 

 

 

 

 

夜驚症の対処法

 

 

夜驚症の症状が出たら、“見守る”しかありません。

 

 

夜驚症の症状が出ている間はいくらママが声をかけても、お子さんは何も反応しません。

なので、お子さんが顔や体をぶつけたりしないように、壊れやすい物は片付け、周囲を安全な状態にして、症状が治まるまで見守ってあげて下さい。

 

 

泣き叫ぶお子さんを放ったらかしにしているような罪悪感を感じるかもしれませんが、夜驚症にはこれが最善の策なのです。

 

 

 

 

ここで、注意!!

 

 

症状が10分以上続く、頻繁に起こる、症状の最中に歩き出すといった様子が見られる場合は一度、病院へ相談されることをおすすめします。

 

 

 

 

そして、夜驚症の原因と考えられる恐怖、興奮、ストレスを控えるようにしましょう。

 

例えば、

・刺激的なテレビ、本は見せない

・子どもの話をよく聞いてあげる

・大きな声で怒鳴らない

・ママがイライラしない  等々・・・

 

 

 

ただ、日々の生活の中では、全ての恐怖や興奮、ストレスを取除くことは不可能です。

 

 

また、お子さんの夜驚症のために、ママやパパも睡眠不足になっている場合も多く、ママの中には2人目の育児と重なった!という場合も。

 

 

それでなくても大変なところに、昼間のイヤイヤ、夜になると起こる夜驚症や夜泣きにママはヘトヘトになったり、イライラしたり・・・。

 

 

「うちの子は夜泣きや夜驚症はないし、手がかからなくて楽だわ」なんていう話を聞くと、「どうしてうちの子は?」なんて、悲しくなったり、イライラしたりしてしまうこともあるでしょう。

 

 

そんなママへ

メッセージ(4)

 

夜驚症はお子さんの成長と共に自然に治まっていきます。

今は大変でしょうが、いつかきっとこの時期が懐かしくなる時が来ると信じて、育児に向き合って下さい。

 

 

そうは言っても、日常生活の中ではいろいろな事が起きます。育児だけに向き合っていられない場合も多くあると思います。

お仕事をしているママなら尚更です。

 

 

赤ちゃん、お子さんの様々な症状は、五臓のバランスが崩れることで、引き起こされている場合が多くあります。

そんなときには、生薬から出来たお薬「ひやきおーがん」です。

 

 

 

 

 

赤ちゃんのお薬「ひやきおーがん」について

 

 

これまで、この育児コラムでは、赤ちゃんのいろいろな症状に対する「ひやきおーがん」の働きをお知らせしてきました。

 

 

「ひやきおーがん」は夜泣きのお薬というイメージをお持ちのママが多いと思いますが、効能・効果は「小児の神経質、夜なき、かんむし、ひきつけ、かぜひき、かぜの熱、ねびえ(寝冷え)、下痢、消化不良、乳はき(吐乳)、食欲不振、胃腸虚弱」と様々です。

 

 

しかも、1歳未満の赤ちゃんも服用できます。

 

 

「ひやきおーがん」は東洋医学の考えに基づき、心身(五疳)のバランスを整えることで、赤ちゃんの体質を改善するお手伝いをします。

 

 

また、「ひやきおーがん」シリーズの中の「ひやきおーがん特撰金粒」は、大人も服用できます。

 

「ひやきおーがん特撰金粒」は、赤ちゃんだけでなく、ママの心身のバランスを整えるお手伝いをするお薬です。

 

「ひやきおーがん特撰金粒」の詳細については、こちらをご覧下さい。↓↓↓

 

樋屋奇応丸 特撰金粒

 

 

 

 

夜驚症はお子さんの成長過程の中で起こる症状です。

ただ、全てのお子さんにその症状が現れるわけではありません。

お子さんの性格、体質は様々です。

 

 

それでも、育児を頑張っているママだからこそ、わが子の成長が気になって、ついつい他のお子さんと比べたり、他のママの育児法が気になったりすることもあるでしょう。

 

 

次回は、他のお子さんとついつい比べてしまいがちな、お子さんの“夜尿症”(おねしょ)について、考えていきたいと思います。

 

 

…今回も、最後までお付き合い頂き誠に有難うございました!

 

 

 

“今日のすくすく赤ちゃん” のご紹介です】

 

(第20回)杉浦様(一般)

 

神奈川県の美桜ちゃん

(2016年4月生まれ、身長65.7cm、体重7.0kg)

 

~ママからのメッセージ~

4月の桜満開の日に生まれました!生まれた時から髪の毛がフサフサな女の子です。好奇心旺盛で、9ヶ月からあんよを始めて、今では自宅のワンコを追いかけて遊んでいます♫美しい桜のように人の心を和ませ、周りに人が集うような子になりますように☆

 

 

 

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筆者プロフィール:樋屋製薬株式会社 薬剤師/大阪家庭薬協会 品質部会副部会長

 

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